もくじ
部屋にいる像!
直訳するとそうなんだが・・・ちょっと確認していきましょう。
まずは英語で確認していきましょう。
an obvious problem that no one wants to discuss:
Cambridge dictionary
訳:誰も話し合いたくない明らかな問題
意味→言いにくいこと、タブーな話題、見て見ぬふりされた話題
elephantは、あからさまに目立った問題なのに誰も触れたがらないことを意味します。
例えば会社の会議室に像がいたら、明らかにみんな気づきます。
でもそれを無視して普通に会議が進められていったら。。
いやいや。先にあの像の話しましょうよ、なんですかあれは?となりますよね。
Lの世界でサラ・シャヒ演じるカルメンは、ケイト・メーニッヒ演じるシェーンと恋人同士でしたが別れることになり、カルメンはLの世界に登場しなくなります。
カルメンファンは多かったから残念だったよね。
私たち界隈では、カルメンが出なくなる!?えー!!って感じだった。
すっごい綺麗で、恋人を思う気持ちが純粋なところが好感もててたしね。
そのことについて、サラがLの世界に戻るチャンスがないことに不満の思いを話したときにケイトがこう言います。
We have to address the elephant in the room.
訳:見て見ぬふりせずに話さないといけないね。(もしくは、話しにくいことだけど話さないと。)
このシチュエーションでの『the elephant』について説明します。
俳優さんごとに契約も違いますし、制作者側にとっての俳優さんの重要性も違います。
そういった部分はなかなか俳優同士では話しにくいですよね。
サラは2年の契約を結んでいました。ストーリーの中ではシェーンと別れたことで番組出演を終えた。
というのが経緯になります。
しかしサラからすると2年契約だったけど、カルメンは人気があったし、戻れるチャンスがあってもいいじゃない?なのになんで?ってのが思いの丈の様です。
サラの思いを聞いたケイトが、いろんな事情が絡まって話しにくいけど話そうよっと話を切り出します。
このあとサラがいろんな思いを話していくとう流れになります。
番組側からすると、ケイトとレイシャはずっといてほしい存在なんでしょう。
でもみんな同等に扱われるかといったらそうじゃないもんね。
そうだよね、こんな突っ込んで話していいもの?と思った。
今はLの世界ジェネレーションQも始まってる。
けど、サラには声がかかってないのかもしれない、
だから余計になんで戻れないの!?って思いが強いんだろうね。
『Let’s address the elephant in the room』
『Let’s talk about the elephant in the room』
といったようにaddress~、 talk about~のあとに続けて使われることが多いです。
addressはこの場合は住所ではなく『言う』の意味です。
Elephantの意味を理解できたら、会話がスムーズにいくね。
『Lの世界』が気になった方は是非観てみてください。
レイシャとケイトを見てみよう