こんにちは。あふろ(@afro3blog)です。
このページは、レイシャ・ヘイリー(Leisha Hailey)とケイト・メーニッヒ(Katherine Moennig)のPodcast『Pants(Spotify)』の2人の会話から使える英語をご紹介します。
もくじ
まずは英語で意味を確認していきましょう。
used when giving something to someone, usually after a request for the thing, such as giving someone goods that they have bought
Cambridge Dictionary
訳: 誰かに物を与えるときに使われる。誰かに購入した物を与える様な、普通は物の要求があった後に。
日本語にすると『はい、どうぞ』になります。
今回は『はい、どうぞ』の意味で使用されていますが、ついでにthere you goの他の意味も確認しましょう。
used to express the fact that you cannot change a situation so you must accept it
Cambridge Dictionary
訳:状況を変えられないのでそれを受け入れないといけないという事実を表現するのに使用される
日本語でいう『その通り』
例文:We didn’t win the competition, but there you go – we can always try again next year.
Cambridge Dictionary
訳:大会に勝てなかったけど、その通り(事実)なんだ。いつだって来年も挑戦できる。
used to mean “I told you so”
Cambridge Dictionary
訳:「そう言ったでしょ」という意味で使用される
日本語でいう『言った通りでしょ』
例文:There you go – I knew you’d forget if you didn’t write it down.
Cambridge Dictionary
訳:言った通りでしょ。書き留めておかないと忘れるって分かってたよ。
You have done it, or are doing it, correctly.
Wiktipnanry
訳:正しく行ったとき、又はしている時
日本語でいう『よくできた』『あってるよ』
『よくできた』の意味で使用されるときは、well done, good jobが類義語になります。
例
A:Finally, I pass the exam.
訳:ついに試験に合格したよ。
B:There you go. I knew you could do it.
訳:よくやったね。君ならできると思ってたよ。
Expressing exasperation.
Wiktipnanry
訳:憤慨を表現する
There you goだけで使ったり、文末にagainをつけて There you go again.と言ったりします。
例:There you go, yelling again. Will you shut up?
Wiktipnanry
訳:まただよ。叫んでる。黙ってくれる?
今回はPANTSの『Ilene Chaiken:our fairy gay godmother』からthere you goがどのように使われていたか確認します。
Ilene Chaiken (アイリーン)はLGBTQの世界を取り上げた『Lの世界』の制作者の一人で、 今回のPANTS のゲストでした。
LGBTQの世界を描いた「L Word/Lの世界」にでてくるジェニーが、カフェのオーナー(マリーン)と出会うことで女性との関係に目覚めていくストーリーがあります。ジェニーとマリーンの関係が深まったころ、突如マリーンにもうすぐ彼女が外国から帰ってくると告げられ、初めてマリーンに彼女がいたことを知ります。
このストーリーがアイリーンの実体験から作られたものだと初めて知った時の会話です。
I can’t believe it. You’ve never shared that information.
訳:信じられないよ。そんな情報を共有してくれなかったんだね。
So, there you go.
訳:(じゃあ、) はい、どうぞ。
この会話では実際に物を渡しているわけではなく、アイリーンの体験談をケイトとレイシャに話している状況です。
話を相手に与えるときにも『there you go』が使われるんですね。
レストランなど、いろんな場面で使えそうだね。
黙って渡すと不愛想になっちゃうから、ちょっとした言葉かけが大事だね。
使えそうなシーンをイメージして実践で使えるようにしておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。