英語学習を中心とした雑記ブログ

【家族でもお金は貸してはいけません!】金欠の主な原因は貸したお金が返ってこないことだった

【こんな方におすすめ】

・家族からお金がないと相談された方

・家族でもお金の貸し借りはしたくない方

・家族のお金を守りたい方

・家族を経済的に自立できるよう支援したい方

・自分のお金を守りたい方

・ファイナンシャルプランナー3級レベルを実践にどう活かせるか考えたい方

・よその家のお金事情に興味がある方

このページは、『貸す・あげるなら原因を知ろう』の続きになります。

家族にお金を貸す/あげることになり、次に私がしたことをご紹介します。

お金がない原因を知ることが大事だと考えました。

内容は人によって違うでしょう。ギャンブルだったり、ホストに貢いだり、詐欺にあったり。

自分のお金を渡すのですから(今回は母)知る権利があります。

聞きましょう。しつこく。嫌われたって。

今回、祖父からお金が無くなったとの連絡がありました。

そして母が祖父に50万円を振り込みました。

祖父及び祖父一家がお金がない原因は何なのでしょうか。

祖父は昔経営していたアパートを取り壊して畑を作ったり、大金がでていく理由は思い当たりました。

にしてもなぜなんでしょう。

年金は?一緒にすんでる娘夫婦とも住んでいます。

私は、お金の流れを知る必要があると思い収支を聞き取りました。

お金がなくなる原因【収支】

以下は祖父、叔母、叔母の夫の3人暮らしの一カ月の収支です。

支出費用収入
水道¥10,000じいちゃん年金¥30000
ガス¥10,000叔母¥80000
電気¥10,000叔母夫¥300000
固定電話①+
インターネット
¥7,000
固定電話②¥4,000
家のローン¥160000
車リース代¥42500
フィットネス叔母¥10,000
保険叔母¥5,700
保険叔母夫¥16,200
ケータイじいちゃん¥2,500
ケータイ祖母¥5,500
ケータイ祖母夫¥10000
車/ガソリン3台分¥30000
犬×2匹
(えさ、カットなど)
¥10000
食料¥50000
医療費じいちゃん¥5000
医療費祖母¥6000
医療費祖母夫¥5000
新聞¥3000
合計¥402400合計¥410000

毎月必ずある出費、分かっているだけでも¥402400。

なぜこんなことになるのでしょうか?

もう質問攻めの刑です。

家のローンがなぜこんなに高いの?

車のリース代って何?

スマホしかないのにWi-Fi必要?

固定電話は使ってるの?

格安ケータイの時代にしては、スマホ代が高いよ。

光熱費、高いね。

食費で5万て何食べたらそうなるの?

これを見たときの私の頭には『?』がたくさんです。

支出項目の詳細を聞き取り

収支項目と金額をメールでやり取りして、次の週末に祖父の家を訪問。

そして聞き取りします。

心のケアも大事よ~。言葉使い気を付けてね~。

知らん!そんなもん(# ゚Д゚)

ハッ!目がこわい。

ほんとに家のローンなんでしょうか?借金してるんじゃないか?

そんな不安が頭をよぎります。

なるべく落ち着いて、叔母やおじいちゃんの様子をみながら詳細を聞いていきます。
(でも詳細にしつこく。)

以下聞き取りの結果です。


【じいちゃん】

光熱費はじいちゃんが支払い

・年金が安いのは自営業だったから。個人年金もかけていない

叔母夫(娘婿)に大金を貸しているが返ってこない

・年間固定費として固定資産税、車の費用あり

固定電話は誰かが亡くなったときにかかってくるくらい

・月々5万くれたらなんとかなると主張

・通帳は無くし、先日作り直す

・定期を崩しても底を尽きたのであふろ母に電話でSOS

・免許返納を以前から進めるも拒否

・新聞は読んでいる


【叔母】

・車のリースは5年契約で現在1年目

・家のローンはボーナスありきで組んでいた、払えなくなって延長して今に至る

Wi-Fiはゲームをするのに必要と思っている

・フィットネスは友達と楽しんでいる様子

・光熱費は叔母夫婦持ちで納得する(当然)

・家のローン以外の借金はない

祖父に返す金銭的余裕はないと主張

光熱費はおじいちゃん持ちだったんだ。
(もう80歳超えてます。年金生活です。)

お金がない原因考える

たくさんのことが絡みあって、そして積み重なって今にいたったのだ分かりました。

これ!といった一つのことが原因ではない様子。

光熱費もチリも積もれば大きな山になります。

例えば、60歳の時点で1千万の貯蓄があったとしましょう。

毎月3万円の光熱費を払い続けます。

28年後の88歳のときにはなくなっています。

光熱費だけで使い果たしてしまうんです。

光熱費は必要ですが、工夫次第で抑えることができます。

それをしてこなかったのも今の結果だと思います。

お金がなくなった8つの原因

  1. [全体]光熱費が高い(じいちゃん払い)

  2. [全体]固定電話は必要であるとの思い込み

  3. [じいちゃん]年金が安すぎる

  4. [じいちゃん]お金の貸しているが返してもらっていない

  5. [じいちゃん]年間の固定費が大きな負担(固定資産税、車の費用)

  6. [叔母]家のローンをボーナスありきで組んだ

  7. [叔母]車を5年契約でリース

  8. [叔母]ネット知識が乏しい(=格安ケータイに申し込めない)

5.6.は少し調査と勉強が必要そうです。契約書の確認などもしなければなりません。

その日にはできないので、とりあえずすぐできることを行動していきます。

とりあえず、即行動!

お金がなくなる原因を知ったら行動する

原因が分かったら、できることから対応していきます。

【やったこと】

  1. 電気とガスをセットで申し込み

  2. 光熱費の名義/口座変更を叔母側へ(祖父の負担を減らす)

  3. 叔母のauスマホをPovoへ

  4. 叔母夫へは格安スマホへ切り替えるように声をかける

  5. おじいちゃんと叔母の固定電話×2台とインターネット×1回線を解約

支出を見直した結果

【浮いた金額】

  1. 固定電話とインターネット回線のセット:
    7000円→0円

  2. 固定電話:
    4000円→2500円

  3. 叔母のauスマホをPovoへ:
    5500→2728円

労力の割には3項目しか実践できなかったと残念な気持ちになるが、年間でどれくらい節約できるか確認してみよう。

  1. 7000円×12か月=84000円
  2. 1500円×12か月=18000円
  3. 2772円×12か月=33264円

合計 13万5千円

年間にしたら結構大きいじゃない!

ほんとだね。月でみると少額と思うかもしれないけど見直すの大事だね。

固定電話の解約、インターネット回線の解約、スマホ代の見直しだけで年間約13万5千円の節約になりました。

個人的には、フィットネスと新聞、食費が減らせるところではありますが、これを奪ってしまっては楽しみがなくなってしまいますので、そっとしています。

収支を見るときの視点

細かいことだけど大事なことです。

◆固定電話の使用頻度◆

・ほぼ使うことがないなら解約を。


◆Wi-Fiは何に使っているか◆

・インターネットに疎いと、店舗で進められたまま契約している可能性あり。

・ゲームをするから必要と勘違いしている可能性あり。

・使用容量などを確認し、スマホの契約分で収まるなら解約を。


◆スマホは格安スマホに切り替えているか◆

・格安スマホはネットのみの申し込みのみが多いので、付き添う必要あり。


◆ガスと電気がセット申し込みか◆

・ガスと電気はセット申し込みで少しでも安くなる方法を。

・いろんな会社の費用のシミュレーションをして会社を選びましょう。


◆ペットも案外お金がかかる◆

・カットの必要な犬種は定期的にカット代がかかる。

・ペットシーツも意外に費用がかかる。

・ペットは見放せません、1度迎え入れたら最後まで責任を持ちましょう。


◆家族と相談しながら節約できるものを考える◆

・本人が大事にしてる時間もあるのでそこは尊重しましょう。

・新聞やフィットネスは活用していたのでそっとしておきました。

あと、大事なこと!これは盲点ですが、思い込みです。

★固定電話は必要と思い込んでいないか。新聞はあって普通。などなど。

誰も使っていないなら思い切って解約していまいましょう!!


じいちゃんのお金はなぜなくなった?

そもそも、私がこの行動に至ったのはじいちゃんの金欠SOSコールです。

なぜお金がなくなったのか、聞き取りから判明したこと。

  • 年金が少なすぎる

  • 叔母の夫にお金を貸して返ってこない

  • 収入がなくなった後も高い光熱費を払い続けた

  • アパートの取り壊し&畑作りで大金の支出


お金返してとも言えないのかな・・なんかつらい。。

もうドロドロだね。娘婿に貸したといっても夫婦に貸したようなものだから、強くも言えない感じなのかも。

自分の土地も家もあって、やりたいことしてきた人生に見えてただけに、なんか泣きそうだわ。

学び

家族だからこそ貸したお金は返してもらえないことが多いのではないでしょうか。

借用書がなかったり、法的に手順を踏まず高額を貸してしまうと祖父のような老後を迎えることになりかねません。

◆学び1◆
自営業者は会社員より年金が少ない。

・会社員のように厚生年金には加入しておらず、国民年金への加入のみ。


・そのため個人年金や貯蓄で対策しておく必要がある。


◆学び2

家族でもお金の貸し借りは厳禁。

・何度言っても言い過ぎではない。返ってこないと嘆くことになります。


・家族だからこそなーなーになって返ってこない可能性が高い。



◆学び3

光熱費を軽視しない。

・『塵も積もれば山となる』です。生きている限りかかる費用です、軽視してはいけません。

最後に

いかがでしたでしょうか?

祖父や、まして親の兄弟のお金事情はなかなか知ることがなかっただけに貴重な機会でした。

しかし、お金の問題は結構根深く、ここには書ききれない内容も多々あり、祖父と話しながら私が泣いてしまう場面もありました。

大変なエネルギーを必要とします。

知りたくなかったことまで知ってしまうかもしれません。

是非そうならないためにも、早めに周りの家族に対して節約できることをお勧めしたり、親世代に対してであれば格安スマホに変える手助けなどからしてみてはいかがでしょうか。

または、この記事を読んでもらって遠回しに警告することもいいでしょう。

この記事から少しでも人生の学びとなることがあったなら幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。



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